図書館で、面白いシリーズを発見しました。ポプラ社の百年文庫です。
テーマ別に短編小説を読むことが出来ます。
今引越しを控えているので、『家』を選びました。
8作品の中でいちばん印象に残っているのが、フィリップの『帰宅』
3人の子どもを含めた家族を残して家を出た男が、四年ぶりに家に帰って来る話です。
男の帰宅の直後、彼の友人である男が主人として帰宅し、自分の居場所が既に無いことを悟ります。
お客さんとして夕食を食べて酒を飲み、翌朝出て行くことになりますが、修羅場になることもなく淡々とした雰囲気が流れていきます。
拍子抜けした感じもありますが、これが現実なんだよなと考えさせられました。